【心身一如 ~心とカラダの相関関係】
最近、医療の分野でもこころと身体のつながりについて、かなり認識されはじめています。
以前は身体の症状しか診なかった西洋医学で、心療内科が創設されたのは、少しずつそういう見方が浸透してきたからだと思います。
しかし東洋医学では、遥か昔から心と身体のつながりを唱え、それらを一体のものとして診てきました。
そのことを、心身一如という言葉で表しています。
ではその心身一如とは、どういうことなのか?
いろいろな解釈が出来ますが、ここではシンプルにわかりやすく定義してみたいと思います。
ずばり、こころ=身体と認識し、解釈してみるのです。
まさに、こころが身体 そして、身体がこころ、という風に診ます。
身体が重たい時は、こころにも重たいものがある。
全身が凝っている時は、こころにも大きな懲り(ブロック)がある。
首が回らない時は、心にネック(何かの引っ掛かりや障害)がある。
胃腸に消化不良がある時は、こころにも消化できない問題がある。
大ざっぱな方法ですが明快で、身体の声を聴きその関係性を読み解く入り口にはとてもよい方法です。
今のあなたの身体の状態を感じてみましょう。
何らかの症状や痛み、あるいは特徴的な感覚はありますか?
もしあれば、しっかりとそれを感じて、感じたままをこころに当てはめてみてください。
症状が教えてくれている大切な気付きを得ることが出来るかもしれませんね。
0コメント